君からはじまるミステリー⑤最終話

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（知的障害を伴う）自閉症のこだわりって何？①

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君からはじまるミステリー①

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本編

最終話です！！

母に思いを伝えることができた将嗣。そして…

あとがき

このお話は、フィクションなんですが

私には知的障害を伴う自閉症の長男がいまして、地域小学校へは副籍交流（直接長男を連れて小学生の授業に参加）に行ったり、ご近所のお子さん達と関わることがあり、今回はその〝小学生側目線〟で描いてみました。今まで私が感じてきた人々への思いを込めた話です。

主人公の将嗣は、設定などは架空のものですが、モデルとなった子はいます。何人かいて、それを全て合わせ持つキャラとなります。とにかく人に対して「できない事よりも、できる事」に気がつく子です。

将嗣の母は、私の母親だったり私の学生時代の教師をイメージしてます。

虫とお母さんが大好きな謎の少年は、支援級に通う子でしたが、私が子供の頃通っていた小学校には当時支援級というものがなく、障害や特性を持つ子と関わる経験がなかったんですが、実際長男と副籍で小学生に関わってみて当時の私と共通するものが見えてきたんです。

同じ小学校にも通ってない、ちょっと変わっていて、知らない学級に通う子は全てが「謎」

興味津々な子供たちはとにかく気になると思いました。ラストに将嗣が謎の少年について疑問を思い浮かべるシーンがありますが、実際に長男が副籍交流で小学生達に質問された内容を参考にしています。

「謎」のままではなく、「こーゆー子もいるんだね！」と、もし知る機会があれば彼らの世界はもっと広がると思ったので、この漫画を描きました。

久々に描いた創作漫画で不安だったのと、多忙でなかなか更新が進まず申し訳なかったんですが、読んでくださった皆さま本当にありがとうございました！(^^)